統合失調症その2

私は私の思考が漏れているのではないかと強く恐れていた。そんな時出てきた漫画が「サトラレ」である。情緒不安定の中、サトラレを呼んで、これはないな。と思いながら3巻ぐらいまで買っていた。しかし周囲の人間はそれに気づいていてニヤリとしていたのは後から気付いた話である。私が単に統合失調症だけの人間だったらさほど困ることもなかろう。ただ単にパラノイアに悩まされるだけだっただろう。しかしそんなものをぶち壊したのが「現実」である。私には本当に思考が漏れている時があるのだと知らされた。そんな特殊能力があると分かると、何が現実か何が夢かが分からなくなる。それが先ほど述べた偶然性や違和感なのである。それに対して敏感になることがどれだけ苦しいか。それをただ単に統合失調症だけで片付けられるのはある意味屈辱的である。無論、私もただの統合失調症であると述べるほうが楽であるのだが、実際は傷つく。あまり触れて欲しくない。あいつの頭おかしいんだぜ?って言われると、次に覚醒したときは必ず直脳してやると思ってしまう。

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