「てゆーかさ、詩音の命狙ってるんならわざわざ俺たちが出向く必要ねんじゃね?」と亜斗

「確かにそれは思う。その辺のこと九条さん何も教えてくれなかったね。この共鳴刀が反応するのが西の方だね。とりあえず西の方に行ってみよう。」と詩音

「わかった。運転はまかせとけ。とりあえず融通が利かない高速道路はやめて下道で行くか。」と亜斗

「そうだね。私が共鳴刀の反応をみるよ。」と詩音

しばらくして

「運転って意外と疲れるもんだね。って言ってもほとんどオートドライブだけどね。」と亜斗

「ちょっと待って!後ろの方角から紫色を感じる!」と詩音

「え?どこ?俺は前見てないとだめなのに!」

「今は全部オートドライブに任せて!来た!」

それは大きな目玉をしていて後ろが毛糸のようなふさふさなものが付いていてそれが流れるように飛んでいるものだった。

「共鳴銃を使おう!」と詩音

「わかった!」と亜斗

共鳴銃はピン!ピン!と音を立てて放たれた。波動をもとに跳ぶので打ったときの反動はない。

「どんどん数が増えてきた!今は1,2,3、...6匹もいる!目玉に当たったら消えるけど、数が増えるなら意味がないよ!」と亜斗

「今、色をスキャンしてみるね!カラースキャン!」と詩音

「...なにこれ?実態がここなない!どういうこと?」と詩音

そうしていると後ろからアメリカンのバイクに乗った男が散弾銃を2丁もって目玉にぶっ放した。みるみるうちに全ての目玉を消し去った。車で走りながら詩音は

「あ!あなたは!誰ですか!?」

「とりあえず近くの公園にでも寄ろうか!」

「わかりました!今、ナビで調べます!」と詩音

ナビで調べたらどうやらここは広島県らしいそこで適当に公園を探して車を止めた。男も後ろからついてきてバイクを止めた。

「先程はどうもありがとうございました。」と詩音

「お前らあれが見えたんだな。」

「え?普通の人には見えないの?」と亜斗

「ああ、見えない。音や波動に関わったもの以外は。ところでその白髪と緑の目は詩音ちゃんかい?」

「何で知ってるの?てかあなたの名前は?」

「俺の名前は宇都宮隆。何で知ってるかって、そりゃこの界隈じゃ有名だよ。夢堂を仇なすものとしては。それより詩音ちゃん、俺の彼女にならない?」

「お、おっさんが何言ってんだよ!ロリコンが!」と亜斗

「ははは!冗談に決まってるだろ!まぁ、それでも魅力的だけどねw」と宇都宮

「ところで宇都宮さん、どうして敵は私たちをすぐに襲ってこないの?なんで私たちが出向かないといけないの?」と詩音

「それはあとで話すよ。とりあえず厳島神社に行こうか。そこで敵さんが待ってる。」

「それよりさっきあんたが放った散弾銃は共鳴銃の一種じゃないのか?」と亜斗

「これか?これは魔弾だ。悪しきものを倒すと自動的に装填される。今まで俺が狩ってきたやつらの弾だ。とにかく今のうちに準備をしておけ。敵の懐に入るぞ。」

「わかりました。」と詩音と亜斗

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